F1のスプリントスケジュールが改訂され、土曜日のレースが早まることになり、メイン予選がその後に行われることになりました。これは、フォーミュラ1委員会による変更の承認を受けたものです。
スプリントレース週末のフォーマットは数ヶ月にわたり見直されてきました。新しいスケジュールの一環として、金曜日には午前中にFP1が行われ、その後にスプリントシュートアウトが行われます。スプリントレース自体は土曜日に行われ、グランプリのメイン予選の前に位置付けられます。この改訂されたスケジュールは、今年の中国、マイアミ、オーストリア、オースティン、ブラジル、カタールの6レースで実施されます。
スプリントスケジュールの変更に加えて、F1委員会の会議では、2024年および2025年シーズンの各ドライバーに対してメインパワーユニットコンポーネントの数を4つに増やすことも承認されました。さらに、レース中のドラッグリダクションシステム(DRS)の取り扱いに関しても調整が行われました。以前は、レース開始または再スタートから2周後にDRSが有効化されていましたが、今後はレースの1周後に有効化されることになります。
これらすべての変更は、世界モータースポーツ評議会による正式な承認を受ける必要があることに注意が必要です。評議会の次回の会議は、F1新シーズンの開始直前の2月28日に予定されています。