欧州議会(EP)は、アルコールの影響下での運転などの重大な交通違反が、欧州連合(EU)全体での運転禁止につながることを望んでいます。
今週の火曜日に承認された文書では、372票の賛成、220票の反対、43票の棄権により、欧州議会の議員(MEP)が交渉の立場を承認しました。この委員会の提案についてのEU理事会(加盟国)との交渉は、6月の欧州選挙後に延期されることになります。
文書の中で、MEPは、有効な運転免許証なしでの運転、アルコールや薬物の影響下での運転、速度超過などの重大な違反が、違反が行われた加盟国だけでなく、他の26の国でも運転禁止につながることを提案しています。
なお、欧州委員会は2023年3月に道路安全に関する一連の措置を発表し、すべての道路利用者の安全を向上させ、2050年までにEUの道路での死亡者ゼロ、重傷者ゼロにできるだけ近づくことを目指しています。