昨日ジュネーブで開催されたFIAワールドカウンシルは、当該団体の権限の下でオフロードラリーの分野における名称と指定に関するいくつかの変更を決定しました。
ラリー・レイド・ワールド・チャンピオンシップ(W2RC)のプロモーターであるA.S.O.とオフロードラリー委員会との共同で行われた変更は、来年から施行されます。分野、イベント、カップの名称が変更されるほか、車両グループも変更されます。
オフロードラリー・ワールドチャンピオンシップおよびワールドおよび地域のオフロード・バハカップのポイント配分も見直されました。これにより、リタイアしたチームがステージでボーナスポイントを保持できるようになり、それぞれのチャンピオンシップの継続を促進します。一方で、次のステージのスタート順に関するルールも変更され、毎朝トップのT1が先にスタートすることになります。これは、彼らの持つ高い速度を考慮して安全性を向上させることを目的としています。
改訂された分野とイベントの名称:
オフロードイベント -> オフロードラリー
オフロードバハ -> バハ
オフロードラリー -> ラリー・レイド
オフロードマラソンラリー -> マラソンラリー・レイド
改訂されたワールドおよび地域のバハカップの名称:
オフロードバハのワールドカップ -> ワールドバハカップ
オフロードバハのヨーロッパカップ -> ヨーロッパバハカップ
オフロードバハの中東カップ -> 中東バハカップ
改訂された車両グループの名称:
T1 -> アルティメット
T2 -> ストック
T3 -> チャレンジャー
T4 -> SSV
T5 -> トラック