マイク・ターナー、下院常設情報委員会の委員長は、バイデン政権に対し、ウクライナに対抗するための北朝鮮軍の派遣に関して明確なレッドラインを設定するよう求めました。ジョー・バイデン大統領への手紙の中で、ターナーは、ウクライナ大統領ボロディミル・ゼレンスキーや韓国の情報機関からの報告を受けて、約10,000人の北朝鮮兵士がロシア側で戦争に参加する準備をしているとされることに対して深刻な懸念を表明しました。
ターナーは、これらの動きが確認されれば、紛争の危険なエスカレーションを意味し、米国とNATOからの即時かつ決定的な対応が必要になると強調しました。彼は、北朝鮮軍の関与に関する政権の立場を明確にするよう求め、彼らのウクライナへの進入は西側同盟国にとって明確なレッドラインであるべきだと警告しました。また、ターナーは、状況に関する米国の情報評価について下院情報委員会への緊急の機密ブリーフィングを要求しました。
北朝鮮軍のロシア・ウクライナ戦争への関与は緊張を高め、紛争の範囲を広げる可能性があり、NATOの対応がさらに重要になるでしょう。