日産は今冬、e-4ORCE技術をヨーロッパのスキー場に持ち込み、雪の中でのあらゆる挑戦に立ち向かう準備が整ったコンセプトカーX-Trailを作成しました。
このようにして、日本のブランドはよく知られたX-Trail SUVを、滑りやすい斜面での安全な牽引を可能にするキャタピラに置き換えられた車両に変身させ、負傷者を運ぶためのストレッチャーを設置するために後部座席を取り外しました。
外観上、この過激なバージョンのX-Trailは、ストレッチャーを運ぶためのカスタマイズされたルーフバーや、一セットの雪かきシャベル、さらにはボンネットに取り付けられたライトを備えています。さらに、日産はこのより過激なバージョンにおいて、前後両方に幅広のフェンダーを統合し、フロントバンパーはウインチを搭載できるように改良されました。この雪のモンスターは、内部へのアクセスを容易にするためのサイドステップも装備しており、このX-Trailのバージョンはロードバージョンよりも23cm高くなっています。
このコンセプトカーX-Trailは、責任あるスキーキャンペーンに貢献することを目的に作られましたが、日産はこのモデルをe-4ORCE技術のショーケースとして見ています。この意味で、日本のブランドはこのモデルが“グリップレベルの変化に1/10,000秒で反応する”ことができると述べており、これは“従来の全輪駆動システムの約1000倍の速さで、利用可能なグリップに応じて個々の車輪への電力配分を調整できる”としています。
